ネジマキの映画感想

旧作、新作、関係なく観た映画の感想を書いています。

『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』を観た!

傑作ヒーロー映画といってもいい前作『アベンジャーズ』の続編です。

前作はハルクが一番おいしい役でしたが、今回はホークアイさんが一番おいしい役でしょう。

 

 

 

監督は前作に引き続きジョス・ウェドンさん。

アメコミ感の強い監督ですが実は「トイ・ストーリー」の共同脚本をやっている腕のある方で、最近でも傑作ホラー『キャビン』でも共同脚本をやられています。

音楽はダニー・エルフマンさんとブライアン・タイラーさん。

ダニー・エルフマンはティム・バートン作品やサム・ライミ作品などその他多くの作品で音楽を作っていて、代表作は『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』『バットマン』『スパイダーマン』『世界に一つのプレイブック』などです。何度もアカデミー賞にはノミネートされてますが、受賞には至っていません(『デスパレートな妻たち』で2004年のエミー賞は受賞してます)

ブライアン・タイラーさんは『アイアンマン3』『エクスペンダブルス2』などに参加しています。『ハンテッド』『BUG/バグ』などウィリアム・フリードキン作品にも参加してます。

出演は、ロバート・ダウニー・Jrさん、クリス・エヴァンスさん、スカーレット・ヨハンソンさん、クリス・ヘムズワースさん、ジェレミー・レナーさん、マーク・ラファロさん、サミュエル・L・ジャクソンさんなどいつものメンバーです。

加えて、アーロン・テイラー・ジョンソンさん、エリザベス・オルセンさんなどがニューキャラクターで登場します。

 

 

前作は丁寧に個性の強いキャラクターの関係をつなぎ合わせる事によって、成功した作品でしたが、今作はその工程がもういらなくなったので、オープニングから飛ばしています。

まず、前作よりも、全体のアクションシーンのクオリティは量、質ともに上がってます。例えば前作のラストで長いワンカットで、各キャラクターのアクションしている場面を見せるカッコイイシーンがありましたが、今作は冒頭でいきなりそれが観れますので、人によってはそのシーンだけでも満足感が得られるのではないかと思います。

その他、中盤でエリザベス・オルセン演じるスカーレット・ウィッチとアーロン・テイラー・ジョンソン演じるクイック・シルバーが活躍する韓国での列車大暴走や、ラスト周りでの空中都市でのアクションなど、単純な見所の量は多いです。

 

個人的には今回はホークアイさんが見所です。

ホークアイさんといえば、

 

天才で億万長者:トニー・スターク

政府が産み出した超人第一号:キャプテン・アメリカ

神さま:ソー

博士兼緑の化け物:ハルク

セクシーな女スパイ:ブラック・ウィドウ

弓がうまい人:ホーク・アイ

 

と、アベンジャーズの中では地味な超人ですが、そのホークアイさんが職人魂を吐露する場面、具体的にはラストでとあるキャラクターを説得するセリフに僕はおもわず目頭が熱くなりました。

特に前作からのホークアイさんのファンには、涙無しには見れない場面でしょう。

 

なので、ホークアイさんのファンは必ず観に行きましょう。

ホークアイさんのファンじゃない人も、満足度は高いはずなので、観に行きましょう!